回游備忘録

日常と備忘録がわりに色々。不定期更新。

大きな畏怖

ただポツンと広い劇場に佇むだけの恐怖は、未知の世界である。
やはり、劇場と云ふのは、この世から乖離された場所なのかもしれない。俺はそう思う。

普段とは違う。閉鎖された、やたら高い天井も。モヤのかかるような間延びした空気も。

正体がわからぬ、不気味な空間ではあるまいか?

つまりは、まだ、受け入れて、終わる事は出来ない。

…それは大事なことの一つなのかもな。