回游備忘録

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喜劇とは、悲劇の彼方にあるものか?(.243話感想後編)

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こんにちは。
俺は長文描くと体力使うから苦手なんで、また間隔あいちまった。すまんな。

さてさて、今回で243話感想はラストなわけだが。

特に書く内容はない

ただ、右目を失ってからの尾形は左撃ちになれておらず、それが白鳥鍋(レタッチリ)回で明確であるわけな。
今回、243話においては、土方陣営側に場面が移り、尾形百之助がようやく左撃ちに慣れてきた様子が描かれている。
尾形も、安心したように鴨を取ってくる。
驚く牛山と、土方。

土方の爺さんは「やっと狙撃兵は復活したわけか」
と、だが尾形はある「いいや」と否定する。
それに対しての俺、尾形の答えはこれだ。




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狙撃兵は「人間を撃ってこそ」だ。




ここで243幕は閉じる。

さて、書く事が余ったから、246話の花沢勇作の霊?幻の件について書こうと思う。

色々一悶着があったが、俺は尾形に関する話のみなので、割愛するぜ。
そして上ェ地はダイナーの時の本郷奏多に似すぎだ。

と、色々あって門倉がキラウシに、有古と尾形が近くにいるはずだから呼んできてと言う。
それで、尾形に反応する不死身の杉元。

「尾形?」「尾形が近くにいるのか?」

と、同伴中のロシア兵、所謂頭巾ちゃんに尾形が近くにいるぞと……。
その割には、最初無反応だったわけだが。

場面は変わり、櫓の上から双眼鏡でアシㇼパを捉える猫。
杉元はロシア兵が描いた尾形の似顔絵を取り出しジェスチャーをひきいて「尾形!!尾形!!オ・ガ・タ!!」と訴えて漸く頭巾ちゃんはどう言う事か理解してあたふたする。

言葉の壁って難しいデスネ


そして、ずっとアシㇼパを見ていた尾形は、遂に双眼鏡を下ろし、口角を柔らかく上げながら銃を構える「さてさて…」「これやったらさぞかし大混乱するだろうな」と。

ははっ。


その時、次の場面で異変が発生する。

銃を構えた尾形の背後に

花沢勇作少尉らしき足元が現れたのである。
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突然ホラーをおっぱじめるな。
いや、17巻の時点で尾形には、勇作の幻を見ていたのだから、出てくるのは当然なのだろうが。
ただ、17巻とは違うのは尾形自身が平常時に現れた、と言う事だろうな。

側からみたらこの事態は、尾形自身の罪悪感の化身なので、精神が段々狂っている証拠らしい。

🤔


俺は普通だ。




勇作のブーツが左右違う疑惑が出ているようだが、諸君、ここで見返してみようか。

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うむ、確かによく見たら違うように見える。

それはそうと、ブーツが左右違う件に繋がるエピソードがファンブックで明かされている。

便所の件だな。

勇作と尾形はあれ以来取り替えたまま、勇作は死んだのか?
それは俺にも分からない。

この謎はいつか野田先生によって満鉄の件と共に解明されるだろうから。
俺にもまだこの悪霊の事は明確に言えない。言ったらただの憶測と妄想でしかないだろう?

身内が死ぬ感覚…、麻痺しちまった人間はどうなるか?



はは、そんなに気になるなら、諸君らは笑いながらこの喜劇に参加したまえ。

融雪

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