回游備忘録

日常と備忘録がわりに色々。不定期更新。

2022-01-01から1年間の記事一覧

turn¿ it in up

phot by AC works投げやりになる時もあれば、どうでもいい時もある。 それでも、お前達は今日を生きなければいけないともがいているだろう。何故、進まざるおえない明日の道を、自ら塞ごうとする事すら、お前の拒否権に入るのか。 よく考えた事は無いか?あ…

耳鳴りは報われぬ

phot by AC works夜長に、窓からの隙間風に、ほんの一瞬、自分の存在意義を重ねてしまう時がある。あの時、あの場所で。透明になりつつも、俺はここに居るのだと、訴えたのに、どうして本音を聞いてくれない? セピアに過ぎるいくつか前の風景は、まるで、夢…

空、見上げれば無の清和

phot by ぱくたそ日々を過ごせば過ごすほど、幸福な出来事は忘れていくものだ。季節は規則的に巡る。…定められた事である。やがて夏に入り、暖かな日差しに包まれて、広場で向日葵が咲き始め、遠くで祭囃子が聴こえてくるとしても、それは一時の安心感。 い…

くるみ割り人形

phot by AC works夢の旅路は薄明に、それがどん底だとは、気付かずに。 そこから這い上がるには、全てを受け入れなければならないのか?次期、梅雨が来たる時に、それがごく僅かな希望だとしても、お前達の曇った心は晴れるか?好きな事を好きなだけ、今のう…

尾形百之助と三浦春馬の比較

野田が尾形を自殺させ、ドストエフスキーの話題をされて徐々に崩れ落ちていったのちに、実写化決定で、城田がローラ(見た目は案の定春馬ローラのコスプレだった)をやるように、春馬(又は、納得の行く孝之か柳楽?)以外が尾形をやるのにドス黒い恐怖を抱いて…

大団円

炎にあかりを。我々を痛めつける悪霊に浄化を。流されたものに幸運を。追わぬものに安寧を。見失った愛に救済を。 紡ぐすべての生命にごちそうさま。 おつかれさまでした。 縺悶∪縺ゅ∩繝ュ

宵ァ舞ヘ

phot by 俺そこに佇むのは、闇か。怪異か。……それは信じるものにしか、見えないのかもしれない。これから訪れるのは、暗い暗い夏。寂しくなろうとも、どうしたら乗り越える事が出来るか、模索しなければならないし、何度も繰り返しても、救われないものは救…

消しカスに光芒

phot by AC works沿岸部を歩いていると、たまに変な雲に遭遇する。 それが昔から不気味で、その雲に吸い込まれそうなくらい恐怖を抱いたものだが、今は全然気にしなくなった。 とはいえ、積乱雲は、今でも怖いし、誰だって怖いだろ?この雲だって、昔、沿岸…

SAMEGAME

phot by AC works消去法ばかり選択していると、いつか最期に後悔するぞ。と、言うのは、今更の話だが。歴史上、誰かが勝利に導いても、敗者にも歴史はあるわけだから。やはり、表面だけは、信じてはいけない。 俺もそう思うよ。でも、大多数の人間は、表面し…

いるものと、居ないもの

phot by AC works200頁目。輪の中に、居るのに居ないふりをし続けるならば、それは卑怯者でしかねえよな。誰それが欲しくて、渇きを得ているならば、それだって同意義だ。見て見ぬふり、ならば、その目を潰せ。と。(ごろごろ。)だから、「無かった」ようにし…

パラノイア

phot by 俺空っぽの本体とは違い、剥離された幽体(エーテル)として、時間の境界線ばかりに居ると、全てが曖昧になるから困る。まあ、無自覚に、未来の事を綴ったりするのも、その一つなんだが。ただ、それは、答え合わせするまで不確定だろ?毎回そうだ。そ…

RUN

phot by AC works終わりなき夢。暗闇の先。時間が歪み始めるならば、そこに、不透明な何かを取り戻したいと願うならば、まだまだお前の慢心に付き合うしかないのか?些細な感覚でさえ、鈍くなるのであれば、あんな場所に行かなくても良かったが。とはいえ。…

新緑の雪

phot by AC works桜の季節も過ぎ、初夏も近づくというのに、昨日今日は、また気温が下がり、雪が降った地域もあるようだな。異常気象か?それとも。そのうち、日光がさす日になれば良いがな。曇りばかりになると、気が落ち込んでしまうし、眠気が酷くなる。…

拾われた白昼夢

phot by AC works誰にも見捨てられはしなかった。それだけは、理解した。でも、本編の俺は、これで良かったのか。まだ、ぐるぐると考えている。薄い蒼の風が、最後に吹いているならば、その物語は、そうして簡単に終えてしまうのか。今までに彼らが出会った…

漬物石

phot by AC works早いよな。あともう少しで、終わっちまう。寂しいかな。俺は、もう寂しくは無いけど。いや、とっくの昔に、寂しさなんてもんは、無くなった。……一時。物語の終着点が訪れようとも、お前達には、まだまだ様々な道があるだろうし。俺の友人も…

忘れられた○○

phot by 自風化したら、それで終わり?それが、全て?誰かの中で、誰かは生き続ける?その誰かも、死んだら、誰かの誰かは覚えていないだろう?結局、感情が洪水になるほどでも、周りの誰かには、無関係なのだから。誰かが、自分を覚えていようが、何十年と…

茶番という箱庭の猫

phot by AC works野心と絶望の先に見えるのは、例え光でも、本人からすれば、もうどうでも良かれとなりうる。 「死人に口なし」とはよく言うが、個々の人生とその内側は、永遠に誰にも分からないだろう。他人が、真相を探ろうが結局は、憶測でしかないのだか…

サイリウム

phot by AC works怖い夜には、明かりが必要だ。でも、その明かりを探す為には、努力を重ねなくてはならない。 誰しも、少しでも怠けてしまうと、次に先伸ばしてしまうだろう?それと同じ。だが、目指した明かりを見つけても、悪意のある誰かに見つかってしま…

剣山

phot by AC works他者を犠牲にして、輝かしい未来に辿り着ける確率。 ま、どう見積もっても低すぎる。が、無理矢理押し込むようにすれば、何とかなるのか?全て空っぽになった筈の、ゴミ箱の中も、たまには覗いてやれよとも、言いたい。 ほら、見捨てられ、…

聡明さも冷えて

phot by AC works太陽が昇る頃に、期待をすればするほど、人間は、感情がたかぶるものだ。ああ。…そうじゃない奴は、そういう人間だとして。集団意識というのは、本当に恐ろしい。右倣え、などというものは、俺は大嫌いだが、付和雷同ではないと、生活を送れ…

福禄寿

phot by俺自分自身の、幸福の価値観など、所詮はちっぽけなものでしかないのだと、あらためて突きつけられるならば、それは大層なことだったりするのかもしれない。腐り果てて、干からびた多幸感に包まれた未来に、何の意味があるのだ?俺は、普通でありたか…

犠牲の上に成り立つならば…

phot by 俺晴れていたのに、また、雨が降り出す。 山の天気は不安定だ。いつ何が起きるか、誰も予想出来ない。春の香りすら、分からないまま、散ってしまうのか。見えざる者に、悪意を振り撒いたまま、闇夜に消えて行っても、どうせ報われやしない。 つまり…

逆転するも前菜に在らず

phot by AC works欲に負けたら終わりだ、とは、昔から何度も言っているが、目が眩むほどではなければ、それを脳に入れて、ほどほどに生活するのもありではある。だってそうじゃないと、人間生きてはいけないだろう? ……違うのか? さて、最近は何故か、じり…

後ろの不安

phot by AC works獣道は進んではいけない。それなのに、なぜお前は、無理をしてまで進む?仲間がお前を呼んでいるのだから、進んではいけないだろう?栄光を求める為には、犠牲が必要だとか。それは、本当に、栄光であり、お前にとっての祝福なのか?俺はそ…

通販メモ

俺と、居候先が、よく利用している取り寄せ企業札幌商工会議所(北海道総合) https://www.sos-sapporo-cci.org/北海道旬直(青果メイン) https://www.shun-choku.com羽田市場(水産) https://hanedaichiba.buyshop.jpJAタウン(全国総合) https://www.ja-town.co…

生存権の略奪、或いは。

phot by ぱくたそ誠の未来を見据えるようになれば、未来は明るくなるのか?今、あらゆる暗い問題の中に、どれに見いだしてすがるのが最適か?と、考えれば、全員が何とかなるといふわけでもない。世界の人々が、仮面の花畑を破り、再び疑心暗鬼に陥れば陥る…

豆腐の角

遥か昔から、人は娯楽を求めてきた。その代償として、失うものも数知れず。だが、喜びを優先してきたのだから、納得しなければならない。明くる日に、何が見えても。やはり、喜びと笑顔が一番求めるものなのだ。喜劇とは、悲劇の反対。さあ、待ち望むなら、…

ななつぼし

phot by AC worksヒトの罪は七つの罪。 七つの祝いに。など。「七」と言う数字には、十三よりも、恐ろしい魔力が込められていると、俺は思う。七は、実際重要だ。お前達には、それに気づいて欲しかったが、まあ今更気付いても、後の祭りだな。八も、呪いの数…

孤立する砂時計

phot by ぱくたそ今、俺は宿舎に戻ってる。ま、仕事だからな。昨日から新年度だし。今夜の夜食は、スパゲティか。へえ。俺はミートソースが好きだが、カルボナーラもたまには良いかもな。……さて、今夜の話。 あの日あの時に、悔いた時間は巻き戻せないし、も…

陰陽、毒針に刺す。

phot by AC works決意の翌朝に見える朝日は、一体何を意味するか?血を流し、失った者の御魂達は、無駄にするなと思っていても。いずれ、時間が経てば、忘れ去られてしまうものなのだ。俺だって。うん、いや、これは、別件かな。だが。生けるまま、「鬼」と…